Mr.Childrenミスターチルドレン「名もなき詩」より“自分らしさ”を考える

1996年にリリースされた

Mr.Childrenミスターチルドレンの「名もなき詩」

今でも多くの人に愛されている曲です。

初めて聴いたとき
歌詞とサビの部分がとても印象的で
心に響いたことを思い出します。


ここの一節は生き方へのメッセージが強くメロディと相まって感慨深い。



あるがままの心で生きられぬ弱さを
誰かのせいにして過ごしてる
知らぬ間に築いてた
自分らしさの檻の中で
もがいてるなら 僕だって そうなんだ


≪名もなき詩 歌詞より抜粋≫


今日は歌詞にもある「自分らしさ」について。

「自分らしさ」とはなんだろう。
考えれば考えるほど分からなくなるものではないでしょうか。

私たちは日々新しい経験と、新しいことを学んでいます。
全く同じ日はないですもんね。

それにより、自分の価値観や目標もいつの間にか変化しています。

「自分らしさ」は、変化と成長の一部であるということです。

ですから、完璧な「自分らしさ」を求めるのではなくプロセスを楽しみながら一生涯かけて築いていく。

そのような感覚がちょうどいいんじゃないかな、と思うんですよね。


以前の好みや考え方が、変わったことはありませんか。

新しい経験や学び、新しい人々との出会いが、考え方や優先したいことに影響を与えています。

また、社会や文化の変化も影響しています。
時代が進化するにつれて、新しい価値観が登場し、それに合わせて自分を調整する必要が出てくることもあるでしょう。

自分を取り巻く要素を受け入れ、柔軟に調整していく。
その時、その時の「自分らしさ」があっていいのではないでしょうか。
それはとても自然なことだと思うのです。

「自分らしさ」は、自らの成長を受け入れること。

人生は変化の連続で、私たちは日々、新しい興味や価値観に出会います。

「名もなき詩」の歌詞にある「自分らしさの檻の中でもがいている」というフレーズは、自己制限や行き過ぎたこだわりが「自分らしさ」を辛くすることを表しています。

しかし、自己制限をかけずに、変化を受け入れることができれば、「自分らしさ」はより豊かで成熟したものになっていくもの。
私はそう考えます。


「自己制限をかけない」「変化を受入れる」ようになるには心に安心の土台があればこそです。

私のカウンセリング「心のナチュラルレッスン」では心の安心の土台作りから始まります。

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